国産はちみつが高い理由とは?|ハチミツの価格を解説

国産はちみつが高い理由とは?|ハチミツの価格を解説

国産はちみつは高いと言われますが、
どうしてその値段になってしまうのでしょうか?

 

先日、京都産業大学が
こんな調査結果を出しました。
ダウンロードはこちらから

 

この結果で注目するべき所は
いくつかありますがその中でも
目を引いたのは多くのユーザーが
ハチミツの価格に不満を持っているという所。

 

では、なぜハチミツは高いのでしょうか?

 

その理由を考えていこうと思います。

 

 

国産はちみつ高い理由

 

当店では国産の自家生産を扱っているので
国産はちみつに絞ってお話していきます。

 

国産はちみつが高い理由は
3つあると思います。

 

希少性

 

国産ハチミツは希少になりつつあります。

 

どのくらい希少なのかというと
ハチミツの国内シェアの5%前後
と言われるほどです。

 

ここまで希少になってしまったのは

 

 

○花の減少
○輸入蜂蜜の増加と国土
○需要の増加

 

があげられると思います。

 

まずはコチラをご覧ください。

 

生産量

※農林水産省『養蜂をめぐる情勢』より抜粋:http://www.maff.go.jp/j/chikusan/kikaku/lin/sonota/pdf/h29hachimeguji.pdf

 

この表をベースにお話ししていきます。

 

花の減少問題

 

表でハチミツの生産量が減少している
平成17年までは花の減少による
生産量の低下が予想されています。

 

花の減少は特にレンゲとアカシアが
目立っていると言えるでしょう。

 

レンゲは水田の緑肥として
植えられていましたが、
近年では化学肥料の発達と
兼業農家が増えてきている為
レンゲを育てる手間が、
必要なくなっています。

 

また、海外から入ってきた害虫が
レンゲの花を食べてしまい、
蜜を採る前に花がなくなってしまう
という事態も全国各地で
発生している事も影響しています。

 

他にもアカシアの蜜が採れる
ニセアカシアは要注意外来生物リストに
掲載されており景観を悪くしている・
他の生物に影響を与えているなどの
理由で伐採が相次いでいます。

 

数字上は横ばいでも
レンゲやアカシアの減少は
深刻な問題になっています。

 

実際に当店がハチミツを採りに行っている
鳥取でもレンゲ・アカシアが
激減しているので悩ましいです。

 

 

輸入蜜の増加と国土

 

中国・カナダなど広大な国土を
持っている国からの輸入ハチミツが
とても増えてきていると思います。

 

国土が広い=蜜が採れる場所が多い

 

と言えると思います。

 

それを裏付けるようにこんなデータがあります。
輸入ハチミツの統計
※なるほど統計学(引用元http://www.stat.go.jp/naruhodo/c3d0308.html)

 

 

つまり、国土の狭い日本は必然的に
ハチミツの生産量が少なくなります。

 

先ほどの表で分かるように生産量は
ほぼ横ばいなのに、自給率が
目に見えて減っていっています。

 

それは、輸入ハチミツが増えてきている事の
裏付けと言えるでしょう。

 

残念ながら、生産量では輸入ハチミツに
太刀打ちする事はできません。

 

 

需要の拡大

 

中国産への不安や国産の安心安全を
求める声が高まってきているので、
国産ハチミツの需要が増えています。

 

これに関しては僕の催事などで
直接お客様とお話させて頂いて
感じたことになりますが、

 

『中国産は恐いからね』
『やっぱり国産は安心できる』

 

と言う声が増えてきています。

 

このブログを読んで下さっている
あなたも共感してもらえるのでは
ないでしょうか?

 

という事は、供給量が需要を下回ってきている。

 

って言えるのではないでしょうか。

 

 

これらの理由によって希少性が上がり、
国産ハチミツの高騰につながっています。

 

 

国産ハチミツのブランド化

 

希少性が関係していますが、
国産ハチミツのブランド化も
価格が高い理由と言えます。

 

テレビCMや観光地などで見かける
大手の養蜂場やハチミツ専門店は
国産ハチミツの希少性に目をつけて
どんどんブランド化を図っています。

 

国産ではありませんが、
マヌカハニーが良い例だと思います。

 

希少性を打ち出して、
どんどん価格が上がっていきました。

 

もう、マヌカハニーと言う名前は
1つのブランドと言えるくらい
有名にもなりましたよね。

 

このような事を国産ハチミツでも
行っていますよね。

 

野菜で肉でも卵でも牛乳でも
安心安全なものはブランド化され、
値段が上がっていきますよね。

 

そして、そのブランドを作ったり・
広めるためのコストがかかってきますので、
それらも価格に反映されれています。

 

 

価値を求めるお客様が増えてきた

 

最後の理由ですが、
見出しのように価値を求めるお客様が
増えてきたからだと考えます。

 

当店のような小さな養蜂場では、
大手やハチミツ専門店に比べて
価格はかなり安いです。

 

催事などでは、その安さから
喜んで頂けるのですが、
その反面、まったく興味を
示さないお客様も少なくありません。

 

そんなお客様とお話する機会も
あるのですが興味がない理由として

 

『本物の国産ハチミツはこの値段で売れないはずだ』

 

とおっしゃる方が多いです。

 

これは養蜂業界で産地偽装などの
事件が話題になった事もあるので
仕方ないことだと思っています。

 

ただ、価格に価値を見出している
という部分もあります。

 

ヴィトンやCOACHなどのブランドバックは
価格に責任を負って販売しているので、
品質や仕事ぶりは見事だと聞きます。

 

つまり

 

価格=責任

 

と考える方が増えていると言えますね。

 

なので大手養蜂場などは自分たちが
責任を持ってこの商品を販売している
という証明として高価格をつけています。

 

 

 

以上のような理由から
国産ハチミツは高いのです。

 

 

まとめ

 

国産ハチミツは国内シェア
5%程度で需要が上がっており、
生産量がその需要に追い付かなく
なってきているのが現状です。

 

ですので、希少性が高くなっています。

 

また、その希少性からブランド化が
進んでおり、より価格の高騰に
繋がっています。

 

そして、品質への責任を数値化した
価格に安心を感じて購入する人が
増えてきている。

 

という理由から国産ハチミツは
高いと言われる価格になっているのです。

 

 

最後に・・・。

 

※ここからは100%個人的な意見です。

 

価格が高すぎると言われる
国産ハチミツですが、
正直なところ僕はこの価格が
普通なんだろうなって考えています。

 

 

なかには、

 

『これって、ただ高く値段付けてるだけっしょ!』

 

て思うハチミツがありますが、
おおむね正当な金額を
つけている所が多いです。

 

 

大切なのは

 

その価格に明確な理由や裏付けはあるのか?

 

ってことだと感じます

 

理由というのは、
先ほどちらっと話したコストを
価格に反映するのもそうです。

 

商品の裏付けの例として
当店の商品で言えば
特撰ホワイトクローバー蜜です。

 

コチラは130gで1600円で販売しています。

 

特撰ではないホワイトクローバー蜜は
同じ量で730円ですので倍以上の
お値段を頂いております。

 

なぜ、この価格のなのか?

 

他のホワイトクローバー蜜に比べて
美味しいというのがあります。

 

生産する場所・時期を限定して、
味や色味を養蜂家3人でチェックし、
合格したものだけが特撰と呼べる
商品になります。

 

これだけ、こだわっているので
どこよりも美味しいのです。

 

特撰ホワイトクローバー蜜の味は
世界トップクラスと自負しておりますし、
たいへん人気の商品となっています。

 

実際に最近おこなった
ご愛顧いただいているお客様
限定のセールでは多くの
お客様にご購入いただけました。

 

最近はハチミツ専門店や
大手の養蜂場と当店の様な
中小規模の養蜂場が販売する
ハチミツの価格に開きが出ています。

 

大手や専門店は高価格で、
中小規模は低価格という風にです。

 

ただ、先ほどの裏付けの事を考えると
中小規模の養蜂場の価格って
安すぎるんじゃないかなって思います。

 

なぜなら、特選ホワイトクローバー蜜に
近いくらい、もしかしたらそれ以上
こだわっている養蜂家さんがいるからです。

 

その事に気づき始めた養蜂場は
しっかりと価値を作って
大手に近いくらい高価格の
ハチミツを販売し始めています。

 

そして、この流れは確実に広がっています。

 

10年後に今の生産者価格のハチミツは
ほぼ、無くなっているでしょう。

 

そんな予想をしてこの記事を
しめたいと思います。

 

 

最後まで読んで下さり、
ありがとうございました。

 

 

P.S.
特撰ホワイトクローバー蜜って
凄く気になると思った方!!

 

↓   ↓

 

これにも認定された凄い商品です(自画自賛w)

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