【賞味期限は関係ない?】古いハチミツ3つの活用法

【賞味期限は関係ない?】古いハチミツ3つの活用法

honey


自宅に古いハチミツってありますか?
  • 台所下にしまいっぱなしなっていた
  • 納戸にいれたままになっている
  • もらったけど使い方がわからず放置してある
上記のような場合、思い出したときや使おうと思ったときには、すでに賞味期限が切れていることがよくあります。今日は、そんな古くなってしまったハチミツの活用法についてお伝えしていきます。


古いハチミツは食べられるのか?


催事出店などに行ったとき、お客様にたまに聞かれるのが「古いハチミツがでてきたんだけど食べられるでしょうか」です。ここでは古いハチミツの賞味期限や味についてお話していきます。


ハチミツの本当の賞味期限


通常、販売されているハチミツには1〜3年の賞味期限がついています。ですが、この賞味期限って実はウソです。ウソと言ってしまうとネガティブな印象になってしまいますが、まったく逆でハチミツの賞味期限は5年以上(純粋かつ糖度が充分なものに限る)あります。

賞味期限が5年以上あるのに、なぜ3年までにしているかと言うと『1〜3年をメドに販売者が決定する』と日本養蜂協会が定めているからです。ちなみに当店は最大で2年としています。賞味期限が5年ある食品を買うのって抵抗もあるようにも思えますしね。


■なぜ5年以上もたべられるのか

ハチミツの糖度って最低でも78度あります。食べ物を腐らせる原因になる腐敗菌は『65度以上の糖度では増殖できない』から5年以上たってもたべられるのです。また、70度以上の糖度ではカビすらも繁殖できないという話もあります。

つまり、ハチミツは腐りにくいということです。腐りにくいとしたのは環境によって左右される場合もあるからです。ハチミツは適切に保管しなければ発酵したりカビたりもしてしまいます。特に長い期間に渡って保管するときほど保管の環境は大切です。


■ハチミツに最適な保管環境

ハチミツを保管するとき以下の3つに注意してください。
  • 直射日光をあてない
  • 高温多湿を避ける
  • 水分は入れない
【直射日光をあてない】

これは腐るというよりは品質が変わってしまいます。通常、ハチミツは年月が経つと色や風味が変化していきますが、直射日光を当てすぎると色や風味の変化がより大きくなってしまいます。また、直射日光が当たり続けている部分はかなりの高温になることがあります。50℃を超えると栄養価なども大きく損なわれるので注意が必要です。


【高温多湿を避ける】

高温多湿と言っても40℃前後までは問題ありません。また、大切なのは外気温ではなくて『ハチミツの温度』です。なので季節的な心配はしなくても大丈夫です。

気温の他に大切なのが湿度です。ハチミツは吸湿性がある食品ですのであまりにも湿度が高いところに保管するとハチミツが湿度を吸い、腐敗菌が繁殖する60度以下の糖度になってしまう可能性があります。あくまで可能性ですが、確実に保管するためには大切なことです。


【水分は入れない】

繰り返しになりますが、ハチミツは78度以上の糖度があるから腐りにくいです。なので、濡れたスプーンなどでハチミツをすくうと、スプーンについた水分によって糖度が下げられます。1回くらいはもしかしたら大丈夫かもしれませんが、繰り返されることで糖度がどんどん下がっていき最後には発酵してしまうのです。

以上、3つの保管に関する注意を実践していただくことで、ハチミツは5年以上もつのです。なお、ハチミツのビンなどに記載している賞味期限はお伝えした3つの注意点を守っていただく前提です。

古いハチミツはどんな味なのか


古いハチミツが食べられることは伝えましたが、どのような味なのか気になるという方もいると思います。

採れたてのハチミツは風味が強いです(※種類にもよります)この風味は年月が経つごとにまろやかになります。当店の商品でいうと現在は販売休止中の『さくら百花』です。たんぽぽの蜜と桜の蜜などが同時に採れた百花蜜なのですが、採れたときにはたんぽぽ蜜の独特の風味が強くて食べにくいハチミツでした。

商品にも出来ずに困っており、とりあえず保管庫に置いておくことに。1年後、何気なく食べてみたらたんぽぽ蜜の独特の風味がまろやかになり、ほんのりした桜の風味とたんぽぽ蜜の苦味が絶妙な美味しいハチミツになりました。

このように、年月が経つと風味が変わり独特すぎて食べられなかったハチミツも美味しくなるほど風味が変わります。この変化をあえて楽しむ上級者なお客様もいらっしゃるくらいです。


食べる以外の古いハチミツ活用方法


「古いハチミツを食べるのはちょっと・・・」とう方もいらっしゃると思います。ですので、ここでは食べる以外の古いハチミツの活用方法をお伝えしていきます。


あなたを美しくしてくれる


ハチミツが美容に効果的なのは、マスコミなどが取り上げているので知っている方が多いと思います。テレビなどをみて「自分もやってみたい」と思っても、買ってきたばかりのハチミツではもったいない気がしたりします。そこで、古いハチミツの登場です。

いくつか美容に関する使い方をご紹介しますね。


【古いハチミツ&洗顔】

ハチミツを洗顔フォームにひとたらし。その後にいつもどおり泡立てるだけで、きめ細かいモッチリ泡ができます。洗い上がりもいつもよりサッパリです。


【古いハチミツ&洗髪】

髪を洗うときに洗顔と同じようにシャンプーにひとたらし。こちらも泡が変わって洗い上がりも良くなります。また、ハチミツは保湿に良いとも言われております。地肌の乾燥などに悩んでいる方にとっても良いですね。


【古いハチミツ&お風呂】

東京のデパートでの催事出店をお手伝いしてくれている販売員さんが教えてくれました。古いハチミツをお風呂に入れるだけで、全身つるつるだそうです。その販売員さんは洗顔にもハチミツを使ってるそうなのですが、実際に肌がキレイで実際の年齢より5歳以上は若く見えますよ。

ぜひ、東京での催事出店の際には確認しに来てみてくださいね。

体のケアにも使えます。


ハチミツって昔は火傷やすり傷などをケアするときにも使われていました。もし、火傷などをしたときには古いハチミツを使ってみてください。火傷した部分にハチミツを塗ってガーゼをあててテープで止めるだけです。

ハチミツには消炎作用が火傷のケアに良いそうです。切り傷やすり傷なども同じような方法でケアすることが出来ます。

スズメバチ対策にも活用


「食べるのも肌に使うのもちょっと・・・」という人に向いた使い方です。ちょうど今の時期ですかね。北海道ではスズメバチの女王蜂が冬眠からさめて巣を作り出します。この時期に飛んでいる女王蜂を捕まえることでスズメバチに巣を作られにくくなります。

スズメバチは以下の手順で巣を大きくしていきます。
  1. 冬眠から覚めた女王蜂が巣を作る場所を探す
  2. 適当な場所に巣を作り働き蜂の卵を産み育てる
  3. 成長した働き蜂が巣作りや子育てをする。女王は産卵に専念
  4. 働き蜂がどんどんと増えていき巣が大きくなっていく
※産卵に専念しだした女王蜂は巣の中に引きこもりますので、今の時期が罠を仕掛けるには最適です。

つまり、1の段階で女王蜂を捕まえてしまえば、巣は作られないということになります。

前置きが長くなりましたが、スズメバチの女王蜂を捕まえるのに古いハチミツが大活躍します。古いハチミツはスズメバチ捕獲の罠につかう『誘引液』になるからです。


【誘引液の作り方】

  • 古いハチミツをお湯に溶かす
  • 後ほど教えるペットボトルの罠に入れる
それだけです。なお、ハチミツの量ですが溶かしたお湯を少しだけ舐めてみて、ジュースより甘いと感じる程度で良いです。


【ペットボトルの罠の作り方】

ペットボトルは1.5L くらいのものを用意してください。ペットボトルの『肩』より少し下の部分にカタカナのコの字の空いている部分を上に向けるように切り込みを入れます。縦横2〜3cmで良いです。そして切り込んだ部分を手前にだすように追って、『ひさし』のようにします。これを2つくらい作ればOKです。
わかりにくい場合は、以下の記事を参考にしてください。

スズメバチ対策は・・・・今でしょ!!


まとめ


古いハチミツは今回の記事で紹介したように、食べることも出来ます。ただ、保管状況に注意する必要があります。また、食べなくても美容に使ったり体のケアやスズメバチ対策にも活用することができます。もし、古いハチミツをお持ちでしたら、試してみてくださいね。

page top